お一人様ですが、何か?

先日、「高齢者向け住宅型ホスピス さっちゃんち」の折り込みチラシを入れました。その見出しに「家にかえろう‼」と、大きく入れましたが入所施設のチラシなのに家に帰ろうは何だか変じゃないの?と思われるかも知れませんね。狙いは在宅であり、入所ニーズを満たすものではなく、あくまでも在宅を支えるためのシステムの一環です。国は既に病院→施設→自宅と高齢者を支える場所を自宅にシフトさせようと懸命で、介護保険サービスには在宅を支える選択肢も案外そろってきています。ただそのような情報を知らないのかケアマネが不勉強なのか、依然として動けなくなったら即、入所という狭い発想しか持ち合わせていない様子、ってか本人主体と言うよりもケアマネありきが実態ですかね。「年寄りを一人にしておくなんて」とお𠮟りをいただくこともしばしばの私どものケアマネジメントですが、介護保険が制度化されて20年以上過ぎて随分と状況は変化してきました。入所しなくてもそれこそ「独居高齢者」でも十分ケアされて在宅を継続されている方は私どもの事業所では珍しくありません。家族や「専門職」の方々の高齢者介護のイメージが「こうでなくては」に縛られて柔軟な「本人主体」にならないのでしょう。

私どもNPOは1つのゴールとして「高度な医療的ケア」を更に推し進めるための取り組みを水面下で始めております。これも在宅を支えるための強力なエンジンです。

自分を突き動かすものは?

諸行無常、色んなことが起きては消え行くのは世の常ですが、コロナウイルスはいつまで続くのでしょうか。なかなか終わりの見えない中でも、少しずつ変化していますね。残るべきものは残り、そして消えて行くものは自然淘汰されるようにいつの間にか消え去っていきます。確かにコロナ禍が引き金になったかも知れませんが、「疾風に勁草を知る」の如くの運命を辿っただけ。これからも、このレベルの「試練」は何回ともなく訪れることでしょう。その時に「勁草」となれるかどうかは、今の自分を突き動かしているものが、一体何なのかもう一度、自分自身に問い掛けてみて、自分の心の声をしっかり逃げずに聞くことからしか始まらないように思います。そして、その心の声が「本物」か「贋作」かを見極める「慧眼」を備えているあなたの「こころの目」が絶対条件です。あなたの目が「節穴」ではない事を願いつつ…。紅葉の美しい季節になりました、あなたの心の目にはどう映り何を感じるのでしょうか?