多読してもわかりません

巷に溢れんばかりの書物、名著と呼ばれる本を何冊読んでも惑うばかり、次々に新刊を手にとってもいつの間にか惑っている自分がいるだけ。……答えなんてどこにもないのか。現実がただ動いているだけ、そう割り切った方が楽ちんですね。「人生はこういうものだ」ってガチガチの価値観を持ってしまうと生きることが辛くなる。それはあなただけの「妄想」かも知れません。それより風になびく柳のようにしかもしっかりした根っこで動じない、そんな柔軟でカッコイイ生き方したいものです。書物よりも自然から学べることも多いと感じる今日この頃。でも、読書で戸惑いながらも模索は続くよどこまでも……

なんだかなぁ~

24節気の「雨水」を迎え、春ももうすぐやって来ますね。厳しい冬を乗り越えた種たちは芽吹きの準備をしています。きれいな花を精一杯咲かすために力を蓄えているのでしょう。四季を通して自然界の大きなうねりの中で、植物たちは懸命にその命をつないでいきます。

それに引きかえ人間ときたら、私利私欲にまみれ、その究極の姿が「戦争」。相変わらず経済成長だの賃金上昇だの、成長神話に毒されたお偉方の空論は聞き飽きた。どうして、もう経済成長は望めません、それどころか減速し縮小しますと正直に言えないのだろうか。技術革新等の進化や変化は必要だけど貪欲に「経済成長」を追求する必要があるのか。底なしの経済成長を求める先には何が待ち構えているのか、少なくとも豊かな姿は想像できない。「環境破壊」「戦争」……なんだかなぁ~。