期間限定

子連れ孫連れ勤務のスタッフがおります。その3歳の女の子は、みんなのアイドルでその子がいるだけで、その場が和みます。小さい子の不思議なパワーですね。
最近はスタッフの真似をして利用者さんが施設に到着すると玄関にお迎えに出て、小さな手で上履きをキチンと揃え、スタッフと一緒に車いすを押したりします。
1年前よりも大分成長しましたね。お気に入りのおじちゃんおばあちゃんの所へは頻繁に遊びに行きますが、そうでない利用者さんにはキチンと距離を置くことも学びましたね。
泣いたり笑ったり、そのすべてが愛らしかった。私も随分、忘れかけていた癒しをいただきました。ありがとうね。
もう直ぐここを卒業していなくなっちゃうけど、ここにいて、あなたのママの懸命に働く後ろ姿を、ずっと見ていたこと、大人になっても忘れないでいてね。

誤診 医者余り?

まだ朝晩は冷えますが、春の日差しがまぶしい季節になりましたね。春の訪れと共に悩ましいのは花粉症です。国民病と言われるほど多くの方が、この時期になると大変辛い思いをしますね。私もその一人だったのですが、実は誤診があって20年も鼻炎に悩まされ続けてきました。今は、適切な治療薬で軽い症状で納まっていますが、誤診の20年間、鼻詰まりのない日は数えるほどしかありませんでした。
実は花粉症ではなくて、蓄膿症が本症なのに、花粉症の治療薬を長年、処方され続けていて症状は改善するどころか悪化の一途でした。医師の誤診に私は過去にもあり、危うく失明するところでした。
高校生の頃です、目がかすむので近くの眼科に診てもらったのですが、単なる「流行り目」という診断でなにかの目薬を処方されただけでした。ところが、増々症状は悪化し、視界にもやがかかったようになってきて、母親がこれはおかしいと心配したのでしょう、都内の眼科の権威と言われた都立病院へ真冬の雪降る中、僕を連れ出しました。そこでの診断は「緑内障」、このまま放っておくと失明しますよ、と。賢明な母とその名医のお陰で失明は逃れ現在に至っております。
数年後には医師余りが指摘されております。優秀な受験生は医師を選択しなくなるかも知れません。供給過剰は熾烈な競争を生むのが経済原則、医師の質を担保するものは何になるのでしょうか。ただ、どんな時代になっても真実を見極める責任は私たち自身なのですよね。そのためにはどうするか?