人生を狂わすもの

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関東の、とある自治体に地域包括ケアシステムの草分け的存在で全国的にその名が知られたカリスマ公務員がおりました。私もそのカリスマさんの著作を拝読して勉強させていただいた記憶がございます。それを参考に今の事業を開始したと言ってもいいかも知れません。ところがそのカリスマ公務員さんはそのカリスマ性からか知れませんが異動もなく長年その課に止まり、「慣れが」生じてしまったのでしょう。「魔が差した」のですね、「金銭横領」です。よくある話ですが、「堕落」の一定のパターンにしっかり収まっているのがよくわかります。「慣れる」→「だれる」→「崩れる」 一般の企業、特に金融機関はほぼ3年毎の異動が原則です。「慣れ」、「癒着」の構造を阻止する狙いがあります。人間の「性(さが)」という強力な本能があり、そことの相克がその人の行く末を占う部分です。「管理」可能性は決して高いと言えない難しい「人の性(さが)」。

「人生を狂わすもの」それは「あなた」の中に歴然とあります。確かに他人のせいにしたくなるようなきっかけはありますが、どうするのか行動を決めるのは他でもないあなた自身です。「善」に導かれるか「怒り、絶望、不安」に任せるのか、決めるのはあなた自身の「こころ」だけです。願わくば、「良心」や「志」があなたの「こころ」を占領していて欲しいですね。

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