「経営には哲学が必要だ」まだ、経営者として駆け出しのころ、何かの書籍で稲盛さんの言葉に触れ、衝撃的にな感銘を受けたことを昨日のように思い出します。この言葉に出会わなかったら、今頃はなんの哲学も理念も持たない、ただ利益を追うだけのつまらない経営者もどきに甘んじていたことでしょう。稲盛さんが主宰していた盛和塾に参加する機会を永遠に失われてしまったことは、とても残念です。いつかはお会いしたいと思っていた方のお一人ですですから。もうお会いすることは叶いませんが、稲盛流経営哲学は自分の血肉にする姿勢で学び続けます。「動機善なりや、私心なかりしか」……ご冥福をお祈りいたします。