風評被害をうけて、当初は戸惑いましたが、むしろこの逆境を乗り越えるための「試練」と捉えるようになりました。奇しくも今日で8年目になります。今までが順調に推移してきたため、今回の件は「不条理」をこれでもかと突き付けられ、その不条理にどのように対峙するべきか、ただ、ここで黙って退散する選択肢はありませんでした。幸い、裁判所は私たちの主張を認めて執行停止を決定しました。この裁判所の判断は私たちにとって今後の裁判の行方を占ううえでも有利な判断となりました。一方、今回のマスコミの「報道」を通じて、事実は伝わらないこと、それもかなり捻じ曲げられ、事実は当事者でなければ決して分からないことなどを痛感するいい機会になりました。私たちが何気なく目にしたり耳にしている事柄は、かなり脚色され巷に溢れる情報はいい加減なものであることを身をもって感じております。
何れにしても私たちは介護、在宅医療を地域に提供し最期まで慣れ親しんだ地域で安心して暮らせる環境を目指します。